2007年6月16日〜6月23日 西寧・青海湖・ラサを全線開通後、間も無い西蔵鉄道を利用して行って来ました。
往路 福岡〜上海間:中国国際航空1時間35分、上海〜西寧間:中国東方航空4時間30分、
西寧〜ラサ間:西蔵鉄道27時間
復路 ラサ〜成都間:中国国際航空1時間50分、成都〜上海間:中国国際航空2時間15分、
上海〜福岡間:中国国際航空1時間30分でした。
青蔵高原東北部に位置し、黄河、長江、メコン河の水源地帯である。省の平均標高は約2300mで省東北部に中国最大の内陸塩湖青海湖があります。
青海省の省都は西寧市(せいねいし)である。人口205万人、青海省全人口518万人の40%に当り、漢族、回族、チベット族、モンゴル族などの民族が住んでいます。ここがチベット鉄道の起点です、近年は他省から移住した人が多いため、普通話(中国語)を話す人が多いそうですが、もともとは西蔵語(チベット語)です。
西蔵鉄道とも言いいます。中国西部大開発のプロジェクトとして、1957年〜1984年までに一期工事が行われ、2001年からの二期工事を経て2006年7月1日に全線開通しました。
私達は運よく2007年6月17日〜22日の試験ツアーに参加することが出来て、西寧市からチベットの首都ラサ迄の1956kmを27時間かけて乗車し、途中最大標高5058mの最大標高駅を経由してラサ(平均標高3300m)に到着しました。
乗車駅の西寧付近から徐々に標高が増し3000m超えると高山病特有の症状が現れてきます。乗客の殆どが無口になり座席で横になる人が増えてきます。
私達の連れのお一人はラサに到着するや猛烈な高山病の為、ラサ市内の病院に即入院し、食事もままならず何とか持ち堪えて帰路の飛行機に乗り成都市に降り立ちました。成都市に着くや元気を回復して人心地に戻ったものの、チベットでは観光どころではありませんでした。
ラサはチベットの政治、経済、文化と交通の中心であり、チベット仏教の中心地です。この地のチョカン寺、
ラモチェ寺、ポタラ宮、八廓街、ロブリンカと「三大寺」(ガンデン寺、レプン寺、セラ寺)はラサ観光区の主な
名所です。
そのうち、チョカン寺、ポタラ宮、ロブリンカと「三大寺」はいずれも国の重要文化財保護指定を受けています。
ラサ市にあるチベット初の近代的機能をもつ博物館であり、すこぶる壮観でした。
また、見学した寺院では修行僧が色々な作業を分担して行っており、さしずめポタラ宮は一大工場の観がありました。修行僧達は、読経のほか決められた時間に沿って日常の生活を行っており、広場に集合し先輩僧との問答修行を遣っている風景も見学することが出来ました。
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